終わりました。

2002年12月21日
フォールセメスター、ようやく終了です。あぁ〜、つらかった・・・。ここ数日、特に寝不足で今も猛烈に眠い。

ようやく開放された大学院1年生達はテストが終わるや否やそく帰宅(もしくは帰郷・帰国)。おいらは今も学校。なぜかというと、ファイナルの採点とペーパーの採点が残ってるから・・・。ファイナルの採点と点数をウェブサイトにアップする作業は終わらせたけど、まだペーパーの採点中。ようやく25人ぶん終わったところだけど、まだ半分にもたっしてねぇーよー。

来週火曜早朝、日本に向かいます。帰ったら絶対おいしいもの食べに行くんだぁー!!!


あともう少しでファイナルです。今日も午前様でした。

数学専攻としてBSを取ったけど、他の学生(特にアジアの一流の大学院でマスターを取ってる学生)と比べると自分の力の無さに気づく。もともと得意ではないだけに、力の差をまざまざと見せ付けられると余計に精神的ダメージがあったりする。

ただ今は忍耐のとき。それを自覚して地道に頑張れるかが大事だと思う。

一朝一夕で差が縮まるわけではない以上、一歩一歩進む努力をしようっと。

きつい・・・。

2002年10月11日
大学院生活、厳しすぎ・・・。ちょっと甘く見てたかな。猛反省・・・。

最近、いろんな意味で心に余裕がない。何かいやな感じ。勉強に悪影響及ぼしそう。

この前日本にちょっと行って来ました。同窓会への参加です。とても楽しくいい思い出になりました。それにしてもあのときのあの子の口説き・・・マジだったのかな、アレ・・・?


そういえば昨日、奇妙なものを見た。昼過ぎ、何か食べようとファーストフード店に向かっていると、上空から爆音が・・・。

あの黒い、奇妙な形をした飛行機は、まず間違いなく「ステルス戦闘機」。

ステルスといえば、レーダーに探知されにくい構造になっているアメリカが誇る次世代戦闘機。湾岸戦争で始めて実戦投入され、その性能をいかんなく発揮したとされる。そのステルスが、2,3機連続で大学上空を通過していった。その後には、F-16戦闘機が続いていった。

僕の住む町には大きな空軍基地がある。土地が十分に余っていること、大都市から程よい距離離れてることも理由かもしれない。ニュースによると、近いうちに米軍による対テロ演習が、この町で行われることになっているらしい。

あのステルスも、その空軍基地から飛び立ったものに間違いない。あの基地からの飛行回数が増えると、戦争が近いことを意味する。

ブッシュは打倒フセイン政権を掲げ、現体制の転覆を狙ってる。もし米軍がイラク攻撃を開始したとき、それに反対表明をした国は、アメリカの論理でいけば「テロ支援国家」と見られてもおかしくない。アメリカにはすばらしい点がいっぱいあるが、国際社会に対する姿勢に関しては、あの傲慢さが嫌い。自分たちを支持すれば味方、それ以外は敵。そんな強引なやり方で、今後アメリカの理不尽な攻撃を受ける国がでてくるかもしれない。

無差別テロは、どんな理由であれ絶対に許されるべきではない。アメリカの人が、あのテロを理由にアメリカの武力行使を支持する心情は理解できなくもない。ただ大事なことが欠けてるような気がする。

それは、「なぜアメリカはテロのターゲットになったのか?」「なぜアメリカは、そんなにも嫌われるのか?」を真剣に考えること。

今回のテロでは、アメリカは確かに被害者。しかしそればかりが強調され、アメリカがこれまでどれだけ世界の人々を殺し、戦争に巻き込んできたか、その歴史的事実は全く国民には知らされていない。

タリバン政権を武力で転覆させる味をしめたアメリカは、再び武力によってフセイン政権転覆を狙うはず。戦争がはじまれば、結局殺されるのは名も無い民衆。

アメリカの掲げる自由と正義。この国のやり方をみてると、その意味がますますわからなくなる・・・。

少々お疲れ・・・

2002年8月29日
明日金曜で、とりあえず最初の1週間が終わる。

大学院が始まる以前から、オリエンテーションに参加したり、SPEAKテストを受けたり、Social Security Numberがまだもらえないゆえに、ファイナンシャルエイドのことでいろいろ問題が発生したり・・・。勉強以外のことでかなりの労力と時間を費やしてしまった。まだ落ち着いて勉強に集中できる環境とはいえないなぁ。

今週のミクロ経済学の2クラスは、1人の助教授によって担当された。もう1人の教授は、彼の都合で今週は授業ができなかったから。助教授はインド人で、アイビーリーグの一つ、ペンシルベニア大学出身。彼女は僕が大学院に出願するときに推薦状を書いてくれた人物で、昨年秋にはプリセプター(Undergraduate Teaching Assistant)として彼女のクラスの担当についたこともある。そういうことで、一応顔見知り。

彼女は頭がいい。だけど、それと教えるのがうまいかは別の話。実際この1週間彼女のクラスを受けてみて、身になった!といえるようなことはない。しかし秋セメスターが終わる12月まで、彼女のクラスを1クラス取りつづけないければいけない。あまりに下手な授業をされると、大学院1年次終了時に行われる第一の難関・Preliminary Examを無事突破できるかも怪しくなるかも・・・。


きょうは

2002年8月27日
睡眠不足で体調が悪いので、早々に寝ます・・・。

PS 今日はフェイエノ−ルトの小野がヨーロッパチャンピオンズリーグ予備選セカンドレグで1得点。一方フルハムの稲本はUEFACUPの予備選でもあるインタートトカップ決勝セカンドレグでハットトリック。日本人頑張ってますね。さっきスペイン語のスポーツ番組で、小野のゴールシーンが映し出されてました。

バジェットカット

2002年8月26日
今日大学がスタートしました。地元テレビ局でも、トップニュースで伝えていました。

うちの大学は毎年新入生の数が増えてるにも関わらず、今年は州の予算削減によってクラスの数が激減。おかげで履修ができず、教授のオフィスにまで足を運んでなんとかクラスに入れてもらおうとする学生が続出。自分の学部のオフィス内に自分のデスクがあるんですが、その辺にまで教授を訪ねてやってきた学部生があふれてていい迷惑です。

金曜に終わった数学のクラスの成績が出ました。無事A獲得です。これで気持ちよく大学院生活をはじめられます。

あ、昨日忘れてた洗濯、ちゃんとやりましたよ。ただし色物と白い物、いっしょに洗っちゃって色がついてしまいました・・・。何年自分で洗濯してるんだ!って、情けなくなってしまった(自分で洗濯するようになって今年で10年目です)。
この週末は特に何もせず、でした。明日から秋セメスターが始まるわけだし。しばらくは何もしない日なんてなくなるんだからいいよね。

あ・・・、靴洗わないと・・・。汚いから(今現在も外にほったらかし中)。

金曜ぐらいから、大学のキャンパスが活気づいてきた。構内の寮に親の車で荷物を運び込むフレッシュマン。ブックストアでテキストを買い求める人達。大学周辺は車で混雑・・・。こういう風景を目の当たりにすると、いよいよ新たなセメスターが始まることを実感する。一旦始まれば、12月中旬までは全力疾走になる。特に留学生は2倍3倍の勉強が必要なわけで、毎日が必死の戦いに。

明日の授業は1科目だけだけど、朝からTAとしてつくクラスがあるから、顔だけでも出して様子をうかがうことにしようっと。教授にはまだあってないから、自己紹介ぐらいしておきたいし。

あぁ!しまった、洗濯し忘れた。明日しようっと。

奇跡!?

2002年8月23日
数学のテスト終わりました。

1問目からしょうもないミスを犯し、5点失ってます。ふぅ〜。

結果は26日には分かる。ちょっと心配。

テスト終了後、初給料をもらう!金額は2週間分だから少ないけど、やっぱ何かをもらえるってうれしい。特に生活がかかってるし。

何気にSPEAKテストの結果を秘書さんにチェックしてもらう。

なんと60点中55点で無事突破!!!!!!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおおお!

腰を抜かして、しばらく立てず・・・・。

あ〜〜〜〜〜よかった。

さらにうれしいことに、インターネットで自分のファイナンシャルアカウントを調べてみると、今セメの授業料+諸費用+保険料、しめて約6000ドルすべてが大学から免除に・・・。この大学院に入る前からそうなることは分かっていましたが、現実に起きるとやっぱりうれしいですよ。何か怖い気さえします。あまりに恵まれていて。

今回は1セントたりとも大学には払っておりません。TAの仕事をするので、年間約12000ドルの給料まででます。こういう制度が整っているから、アメリカの大学は世界中から優秀な学生を集めることができるんでしょうね。

全く英語も話せぬまま、日本の大学で3年を過ごし、一念発起してアメリカの大学で再出発。そして今はタダ+給料付で大学院進学・・・。ほんとに夢のようです。

やばい・・・

2002年8月22日
明日のテスト、受けるかどうか迷っていた。というのは今日まで大学院の勉強以外のことが忙しく、十分なテスト対策ができていないため。下手にテスト受けてBなんかくらってしまったら大変。

しかし・・・、どうもテストは避けられないみたい。それを悟ってからは超高速で勉強開始!恐ろしいほどの集中力で勉強しました。

午後3時、勉強一時中断。これから経済学大学院のオリエンテーションがあるため。勉強に熱中していた僕とバングラディッシュ人のQの二人が最後に教室に入る。

大学院の最高責任者の教授から、今後5年以上にわたってわれわれ大学院生が超えていかなければいけない「壁」の説明を受ける。

正直、引きました・・・。

ここでは詳しいことは書きませんが、とにかくハードです。特に英語を母国語としない僕らには、今の時点で自分がそれらの「壁」を突破できることなど想像できないほど。でも超えない限り一生博士号は取れないことも事実。

日々の積み重ねが大事。ほんと。

その後、僕を除く院生1年生のみんなは教授たちと食事に。本当は僕も行きたかったのだが、勉強不足の僕には無理。大学院の自分の机に残って夜中までお勉強。

明日は奇跡が起きますように・・・・。

朝8時、大学のティーチングセンターにSPEAKテストのレジスターに向かう。

寝不足だったけど、この日はちょっと気合が入っていた。というのは、先日のオリエンテーションでの説明の際、こんなことを言っていたからだ。

「SPEAKテストの登録の際、約10分ぐらいインタビューを行います。もしそのときのインタビューで英会話力十分と私たちが判断した場合、テストを受ける必要はありません」

インタビューは1対1形式だから話しやすい。しかも実際、金曜に受けたバングラディッシュ人の友人は、インタビューだけでテスト免除+SPEAKテスト60点を貰っている。僕もそうなりたいなぁ〜と思いつつ、インタビューに向かった。

インタビューの受け答えは普通。免除してもらえると勝手に思い込んでいると突然、「じゃ、テストの日時を決めましょう」・・・。

マ、マジで〜!?

・・・結局今日の午後2時15分からSPEAKテストを受けるハメに・・・。

手ごたえは?

ざ、惨敗っす・・・。少なくとも僕の中では、実力を発揮できないまま終わってしまいました。

この後大学院に戻りましたが、ほんとにガックリ。友達やオフィスのおばちゃんたちに励まされたけど、僕の心はすでに秋セメスターに履修しなければいけないティーチングのクラスのことで頭がいっぱい。

今日はそっとしてもらいたいなぁー・・・。
今日のオリエンテーションの内容は、あまり僕には関係なかったため、昼の1時にようやく大学へ。1時から英会話試験・SPEAKテストの説明があるためだ。

説明によると、SPEAKテストはETSが行っているTSEのretired version。採点は下が20点で上が60点。5点づつ点数がつく(例:20,25,30、・・・・、50,55,60)。60点満点のうち35点以下ならティーチングアシスタントはもちろん、グレーダー(宿題などの採点係)すらもできないしオフィスアワーももてない。しかも、自腹で英語学校(ESL)に入って英会話の訓練をうける必要あり。それが終了してようやくSPEAKテストに再チャレンジできる(ただし、再び不合格の可能性有)。40点もしくは45点の場合は、大学院が提供する特別にティーチングを学べるクラスを履修し、ティーチングスキルと英語で説明する能力を身に付ける必要がある。そのコースが終了した後、SPEAKテストに再チャレンジするか、もしくはティーチングオーディションを突破すればOK。そして50点の場合は、教壇に立って教える資格がある。ただしEnglish Departmentでは教壇にたてない。そして55点もしくは満点の60点なら、どの分野の教壇に立つことも許される。

今の僕は、どうしても50以上は取っておきたい。

ただしこれは英語力におけるRequirementであって、自動的にクラスを教えるようになることを意味してない。経済学の場合、ティーチングオーディションというのを毎年3月に開催。それに大学院生がエントリーして、教授陣および学部生の投票によってクラスを教えることができるか判定が下される。僕の大学の場合、博士号を取得するまでに2つのクラスを教えることが義務付けられている。教えることがJob Marketに売り込む際に有利になるだけでなく、自分の研究にもよい影響を与えるためらしい。

何はともあれ、留学生にはきついハードルに違いない。
今日は朝9時から留学生用のオリエンテーションがあった。Dean of Graduate Collegeからの挨拶のとき、どこの国から来たかという質問が参加者に投げかけられた。すると一番は中国。次に多かったのはインド。日本は・・・両手の指で数えられるほどでした。

大学でティーチングアシスタントして働くことになってるため、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を申し込む。しかし、手続き完了までなんと2時間待ち!おかげで昼飯も食えず・・・。

午後、Departmentに赴くと、自分のメールボックスになにやら封筒が。中をみると「秋セメスターは、当初週20時間のTAを予定していましたが、このセメスターだけ半分の10時間労働とします。そのかわり、10時間仕事が減った分をFellowshipとして支給します」とのこと。つまり年間の支給額には変化はなく、仕事が半分に減り、それを補う形で返還義務のない奨学金の支給を受けることに。

俺ってラッキー。

初顔合わせ

2002年8月1日
今日、ついに大学院のコースが始まった。秋セメは8月26日からだけど、今日から23日までおこなわれるこのコースは、経済学に必要な数学の知識をレビューするのが目的。基本的に新入生は皆、数学に強い理科系出身者が多いので、そんなに苦労することもないだろう。

新しく経済学大学院に入った学生の内訳は、
アメリカ人:5
カナダ人:1
インド人:1
バングラディッシュ人:1
韓国人:1
日本人:1

計10人。この内、1,2名は博士課程ではなく修士課程らしい。とりあえず、彼らとは今後数年にわたって付き合っていくことになる・・・。

車の登録完了!

2002年7月31日
車の修理完了をうけ、午前中に自賠責保険に加入し、午後には車の登録完了!これにてようやく以前のように車を乗り回すことができるようになった。これで引越しの際も一安心。

明日から大学院での3週間の数学のクラスが始まる。

車、調子悪ぅー

2002年7月29日
昨晩は全く寝れず、今日は朝から目がしょぼしょぼ。でも頑張って入居予定のアパートへディポジット(敷金みたいなもの:保証金)を収めにいく。これで8月9日にカギを受け取ればOK。

車の調子が悪い。実は5月に受けた排気ガスのテストに不合格で、修理をするまで車の登録ができない(=運転することは違法)。どうしても修理が必要。

一応バッテリーだけ交換。もうかなり古かったし。明日車の修理に出してきます。数百ドルかかりそうで貧乏な僕は戦々恐々してます・・・。

米軍基地突入

2002年7月28日
昨日のビールのせいか、今日は10時まで寝ちぎり。

その後、Kさんのご主人が退役軍人のため、その特権を生かし軍施設内のスーパーに買出しに行く。すべてのものが市販されてるものより、1、2割安い。デジカメで写真をとろうかとも思ったが、そういう場所でそういう行為をすることは、スパイと疑われ逮捕の対象になるのでやらなかった。

Nothing Special

2002年7月27日
今日は休日で、特にやることなし。どこも閉まってるから。一応、日本帰国中に荷物を預けていた貸し倉庫の契約を8月12日まで延長してきた。

昼間、Kさんの1人息子Tと遊んであげたり、庭の手入れのお手伝いをする。

夜、Kさんから進められビールを飲むことに。全くアルコールのだめな僕は、1本飲んでダウン....

アパート探し開始

2002年7月26日
さっそくアパート探しを開始。8月1日から大学院の数学のクラスが始まるため、それまでには体勢を整えておきたい。やっぱ1人のほうが落ち着いて勉強できるし。

で・も・・・・なかなかいい場所が見つからない。空室があっても家賃が高すぎで手が出ず・・・。一応以前住んでいたアパートにも足を運ぶと、1ベットルームがひとつ空いてるとのこと。ただし、8月9日以降じゃないと入居できないらしい。お世話になってるご家庭に事情を説明して、そこの家に8月9日までホームステイさせていただくのが無難かも。問題は、8月1日からの授業のためにどうやって通学するか。通常車で30分の距離があるからな・・・。

この日の午後には、運転免許の書き換えを完了。夜には渡米後初メール送受信を達成。

出発〜到着!

2002年7月25日
日本時間25日
朝9時10分、母親と祖父母達の見送りを受け、空港バスで一路F空港へ。F空港から羽田、そしてリムジンバスで成田へ。早々にチェックインを済ませ、空港の本屋で立ち読みしたり、日本最後の食事としてうどんを食べたりして3時間ほど時間をつぶす。出国審査後搭乗スポットへ向かう。そこは98年6月13日、アメリカに向かった思い出の搭乗スポットの隣。あの時とは気持ちの余裕があるという意味で雲泥の差があるなぁ。4年前は、ロスに向かう飛行機に乗ってから英語を全く話せないことに気がつき、イミグレーションを抜けるのに必要な英会話だけ一生懸命暗記してたのを今もはっきり覚えてる。今回は朝からずっと移動のため、疲労困ぱいのため寝っぱなし。

アメリカ・ロサンゼルスに現地時間25日昼に到着。ロスでさらに3時間ぐらいつぶし(眠いよぉ〜)。夕方6時すぎにようやくA大学のある町に到着。空港には僕が所属する某組織の婦人部の方3名がわざわざ迎えに来てくださった。その後日本食のレストランで夕食までご馳走になったけど、ほぼ24時間かけての移動だったため疲労で食欲は0・・・。

その夜は3名のうちKさんの家にお世話になった。

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